中学英語がわかる!!家庭学習の方法を詳しく解説。お父さんお母さんもお子さんに英語を教えられます!!

どこから教えるか

英語の教科書を使って教える場合、基本的には学校の授業の進度に合わせて教えるのが良いと思います。
具体的な指導法については教科書の指導法をご覧下さい。

教えていく過程で、過去に習った内容について、理解が不十分と思われる箇所があった場合は、その都度復習させて下さい。
例えば2年生、3年生でも人称代名詞の目的格や所有格などをしっかり覚えていないというケースがありますが、そのような場合には、時間をとって復習する必要があります。

どこから復習したらよいか迷う場合には、下記の「実力チェック」でつまずいたところを確認しましょう。

実力チェックの方法

現在どの程度英語を理解しているかチェックする方法として、「英作文」がおすすめです。
教科書の基本文を日本語から英語に直せるかチェックします。

教科書の基本文は、各課で習う重要構文(新しい文法)です。
中学1年生の最初の課から基本文が書けるか確認します。

教科書の巻末に基本文がまとめて載っている場合もありますので、お子さんの教科書をご確認下さい。
ちなみに、開隆堂のサンシャインには巻末に、基本文とその日本語訳がまとめてあります。

チェックは各課ごと答え合わせをして進めていくと良いでしょう。

チェックの流れ

  • 基本文の日本語訳を1文ずつ言ってあげ下さい。
  • お子さんは、その日本語を英語に直してノートに書きます。
  • 答え合わせをします。

※採点の基準
「あまり悩まずに英文を書いた」という状態が合格点です。
多少の綴りミスや冠詞(a,the)が抜けている程度の間違いは許容範囲とします。
英文自体は正解でも、あれこれ考えてやっと英文を組み立てたという場合は「できない」と判断します。

英作ができない基本文があれば、その英文は文法を理解できていないと判断できますので、その基本文を含む課(レッスン)から教科書の指導法に沿って、復習をスタートさせます。

毎日の家庭学習で

今学校で習っている内容の復習+遡りの復習

を行うのが理想的ですが、継続するのは難しい場合は、遡りの復習は休日等に集中的に行っても良いと思います。

ただし、1年生の1学期に習う程度の内容(be動詞と一般動詞の使い分け、where・what等疑問詞の使い方)がよく理解できていない場合は、1年生の最初からの復習を優先させます。

理解不十分のまま先に進んでも、学習の効率は上がりませんので、基礎はしっかり固めておきましょう。

お子さんが今中学2年生や3年生なら、1年生の最初から復習させることは遠回りに感じますし、もっと効率的な方法で復習させたいと思われるかもしれませんが、教科書の内容を最初から復習するのが効果的です。

目安としての基礎力チェック問題も作成しましたので、必要な方はダウンロードしてお使い下さい。

  • 基礎力チェック問題〔pdf〕

    3単現のsのつけ方を中心に基本的な英文が書けるか確認できるワークシートです。
    問題は全部で10問あります。基本的な英文ばかりですので、書けないもの、文の組み立てが方わからないものがある場合には、中学1年生の最初からしっかりと復習させてあげて下さい。

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