中学英語がわかる!!目的別に英語の基礎を復習する方法をご紹介。

英会話の基礎作り

英語を話せるようになりたいけれど、どこから始めたら良いかわからないという場合も、中学英語から復習を始めましょう。

英会話学習の最初のステップは

●中学で習う程度の基本構文をしっかり覚える(文法を理解して使いこなせる)
●単語をできるだけたくさん覚える

です。

中学で習う英文法をしっかり理解して基本構文を使いこなせれば、かなり色々なことが話せます。
ただし、語彙力がないと会話がスムーズにいきません。
使える単語が多ければ多いほど的確に言いたいことを伝えられますし、聞き取りにも役立つので、単語はどんどん覚えていきましょう。

大人が外国語として英語を習う場合は、基礎文法をしっかり理解している方が結果的には上達が速く、応用力も身につきます。

英語が話せるようになることが目的なので、「文法を理解する」というのは、文法用語を確実に覚えるとか、品詞の区別が確実できるようになることではなくて、その構文がどんな意味を持つのか理解できていればOKということです。

基本構文を覚えたら、熟語や動詞句などの連語をどんどん覚えていきましょう。できれば連語を含む文ごと覚えていくのがおすすめです。

新しい英文を覚える際には、ネイティブスピーカーが話すナチュラルスピードの英語を聞いて発音やアクセントを確認し、自分でも声に出して発音してみましょう。

音声なしで文字だけを確認して暗記すると、実際には聞き取れない、上手く話せない可能性があります。

英会話の基礎作りとして、お薦めの教材をご紹介します。文法は中学英語の復習ができる教材に絞っていますが、それ以外は英語の基礎学習に役立つ教材もご紹介しています。
各画像をクリックするとその商品の詳細ページが別ウィンドウで開きます。

文法の復習

文法は全体的に復習するのがお薦めです。
中学生向けの文法の参考書を読んで理解する程度で良いと思います。ただし、中学で習う基本構文は全て暗記しましょう。
基本構文を応用することで表現の幅が広がります。

【NHK CD BOOK 基礎英語3 ストーリーで学ぶ英文法の基礎】

2010年度の「基礎英語3」から重要な80レッスンをまとめた会話集です。

文法+会話が学べるのでお薦めです。

現在形から仮定法まで、幅広い文法項目をカバーしていて、ストーリーを楽しみながら英文法を学習できます。
文法の説明は簡潔にまとめられています。

付属CDにはスキットが収録されていますので、スキマ時間を利用して繰り返し聞くことをおすすめします。

各レッスンの基本構文はしっかり暗記しましょう。

【くもんの中学英文法】

こちらは、気軽に読める参考書としてお薦めです。
文法事項について解説がわかりやすくまとめられてあります。

各ステップの基本の文(基本構文)は全て暗記しましょう。

語彙・表現力をつける

単語力がないと会話がスムーズに行きません。
最初は少し易しめかなと思えるくらいの単語集を1冊選んで、全て覚えるまで繰り返します。
1冊目をマスターしたら、表現集にも挑戦してみましょう。

【大切なことはすべて中学英語が教えてくれる 英単語編 】

中学単語1000語の基本用法をおさらいできます。
単語の配列も意味・機能・場面などでグループ化していて、覚えやすくまとめられています。

最初の単語集としてお薦めです。

【キクタン英会話〔基礎編〕】

日常生活・会社・海外旅行など、あらゆる場面で使える160フレーズが覚えられます。
簡単で無理なく覚えられる短いフレーズから始まって、段階的に学習していくように工夫されています。

【Oxford Picture Dictionary: Monolingual (American English) Edition(オックスフォード・ピクチャーディクショナリー 英語版】

The Oxford Picture Dictionary の英和版です。
時間があるときに眺めて興味のある単語から覚えていくという使い方が良いと思います。

リスニングの基礎作り

相手の言っていることが聞き取れないと英語での会話はできません。映画などを見てナチュラルスピードの英語に慣れるのは良い方法ですが、その前に「英語の音」に慣れておきましょう。

【瞬時にわかる英語リスニング大特訓 】

「TOEIC対策を始めたい」でも紹介している教材ですが、日本人にとって聞き取りにくい音、区別しにくい音などをしっかり学べます。
英語の音に慣れるために繰り返し聞くことをお薦めします。

【魔法の英語 耳づくり】

こちらも英語特有の音の連結・消失の法則を学習できる教材です。
短めの英文でナチュラルスピードの聞き取りを練習できます。

リスニングの詳しい復習方法は リスニングの練習 を参照して下さい。

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