中学英語がわかる!!家庭学習の方法を詳しく解説。お父さんお母さんもお子さんに英語を教えられます!!

高校入試まで時間がないとき(2)

得点に結びつく実力養成の学習メニュー

高校入試まで時間がないとき(1) の学習方法に従って単語と基本文を覚えた後の学習方法をご紹介します。

公立高校の入試は、教科書で習った内容を理解して使えれば、リスニングや読解問題、英作文も解けるようなレベルの問題です。
ただし、単語や文法を知っているだけでは不十分で、知識を得点に結びつけるためには、読解問題や英作文の問題を実際に解いて慣れる必要があります。

英文読解については、短めの英文から始めて徐々に長めの英文にステップアップしていくのが理想的ですが、本番まで時間がないことを想定していますので、高校入試の過去問を使った学習方法をご紹介します。

英文読解・英作文

業者テスト、高校入試の過去問を使って英文読解と英作文の練習をします。

方法:業者テストで問題演習  高校入試の過去問で仕上げ

受験する高校がある都道府県の

  • 業者テストの過去問集
  • 公立高校入試の過去問集

を用意します。

※画像は埼玉県の業者テスト(英語)と公立高校入試問題の過去問集(5教科)です。
画像をクリックすると、商品ページ(楽天)が別ウィンドウで開きます。
書籍の収録内容等については、各出版社のウェブサイトをご参照下さい。
北辰のかこもん https://www.hokushin-t.jp/kakomon/kako_pr/kakomon.html
埼玉県公立高校入試過去問題(2022年度)https://www.gakusan.co.jp/item/埼玉県公立高校

都道府県ごとに高校入試の模擬試験(業者テスト)が行われていると思いますので、業者テストについては、受験地の過去問集をお使い下さい。

業者テストの過去問集から始めます。業者テストは入試問題の傾向に慣れるという位置づけで使います。
模試は数回分が収録されていると思いますので、1回目から順に 問題を1日1題(大問)ずつ解きます。

大切なことは問題を解くだけではなく、間違えたところを確認して、しっかりと復習していくという作業です。

リスニング問題は
省略せずに、リスニング問題も解きます。
答え合わせ後は、スクリプト(リスニング問題で読まれた英文)を見ながら再度問題の英語を聞き、正しく聞き取れたか確認します。
もし、単語や英文の意味がわからない箇所があれば、1つずつ意味を確認する、という感じで、丁寧に英文の読み直しをさせて下さい。
リスニング問題の質問は、教科書の基本文や連語を含むことがほとんどですので、質問の意味が分からない場合は、教科書や参考書でしっかり復習する必要があります。

英文読解は
問題の英文が短めのものから始めて、徐々に長めの英文に挑戦させて下さい。
英文を1文ずつ丁寧に読み、わからない単語、英文などには下線を引いておきます。設問を解いて答え合わせをしてから、わからなかった単語や英文の意味を確認させます。

英作文は
慣れないうちはどのような英文を作ったらよいか戸惑うかもしれませんが、わからない場合は解答例を覚えて自分でも書けるように練習させて下さい。

業者テストの過去問集を解き終えたら、高校入試の過去問集を使います。
高校入試の過去問集は仕上げ用という位置づけで、本番同様に時間を計って年度ごとに全ての問題を解きます。古い年度から始めます。
答え合わせをした後は、業者テストと同様に丁寧に確認作業を行います。

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