家庭学習の必要性
英語の基礎をしっかり身につけるためにまず必要なことは「土台作り」です。
土台とは、学校で使っている教科書の本文を覚え、活用できるということです。
教科書本文について、「音読できる」「日本語に直せる」「日本語から英語に直せる」「聞いて理解できる」という状態になって「覚えた」と言えます。
- 読める
- 日本語に直せる
- 英語に直せる
- 聞き取れる
さらにワークブック等で問題演習をすることで、理解が深まり覚えたことが活用できるようになります。
学校の授業では、教科書の内容について説明を受けて理解したとしても、限られた時間内にすべてを覚えることは無理です。
学校で習った箇所を復習して覚える、覚えるまで繰り返す、この反復練習をしなければ土台は作れません。 1日30分程度で大丈夫ですが、毎日家庭学習を続けることが大切です。
1日たった30分でも毎日家庭学習を続けた場合とテスト前だけに勉強した場合では、学習時間に大きな差が出てきます。 1年間の家庭学習時間を単純に比較すると下図のようになります。
自分の進度に合っていれば塾に通うのももちろん良い方法ですが、週に1,2度塾に通っているからと安心せず家での学習時間をしっかり確保し「土台作り」をしましょう。
高校受験対策は3年生になってから、とのんびり構えている人も多いかもしれません。
下の図が示すように中学1,2年での家庭学習の積み重ねが高校入試の基礎固めになっているのです。
普段の家庭学習をおろそかにしていると、定期テストの点数が悪いだけでなく、高校入試でも思うような点数が取れないということになるかもしれません。
毎日の積み重ねを大切にしましょう!