中学英語の教え方～お父さんお母さんが教える中学英語～

英語が得意な子の伸ばし方

辞書を使う

英語が得意なお子さんの場合は、理解度に合わせてどんどん伸ばしてあげましょう。

学校の授業を受けている間に教科書の本文も暗記してしまって、特に練習しなくても本文の英訳ができるという生徒も実際にいます。復習にそれほど時間をかける必要がない場合には、予習をしたり次の学年の学習内容を先取り学習するのも良いと思います。
予習や先取り学習の方法は教科書の復習方法と同じです。文法については参考書や教科書ガイドを使って学習しましょう。

また、そのようなお子さんの場合、中学のうちから辞書を使うことに慣れさせましょう。

中学生向けの辞書は巻頭や巻末にアルファベットの読み方、簡単な単語、会話、発音のしかた、世界の観光名所、フォニックス、文法の説明など、読んでいるだけでも興味がわくような情報が盛りだくさんですので、読み物としても十分楽しめます。

基本的な辞書の使い方を覚えるという意味では、辞書を使い始める時期として、be動詞、一般動詞の基本文形、疑問詞を使った疑問文（what,where,when）を習い終えたあたりで良いと思います。
授業の予習や先取り取り学習をする際に、新出単語を辞書でひくくせをつけて、その際に単語の用法も確認すると尚良いでしょう。

中学生のうちは中学生向けの辞書がお薦めです。辞書の例文も中学生活に合っていて覚えやすいからです。

中学生を教える際にも中学生向けの辞書は役立ちます。

例えば、下記でご紹介するジュニアアンカーの和英辞書の場合、巻末に簡単な英文法の説明や、フォニックス（つづりと発音の関係）などが簡潔に記載されていて、一度は英語を学習した経験のある大人の方にとってはわかりやすい内容だと思います。

普段の家庭学習を指導する場合は、英和辞書でも十分だと思いますが、高校入試や実力試験対策として英作文を指導する際には和英辞書がかなり役立ちます。
中学生の学校生活に合った英文が多用されているので、とても参考になり、そのまま英文を使えることが多いのです。

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デザインが可愛いと勉強するモチベーションもアップしますね。自分が中学生の頃にこんな可愛い辞書があったら、もっとまめに辞書をひいていたかもと思います(^^;