高校受験対策の流れ
基礎固め 基礎力強化 実践力づくり
高校受験対策は、「基礎ができている」という前提で学習プランをご提案しています。
基礎ができているとは、
- 教科書の
- 単語が書ける。
- 基本文の英作文ができる。
- 本文を正しく音読でき、日本語に直せる。
ということです。
少なくとも教科書の単語の綴りがわかる、基本文の英作ができる程度の基礎力をつけてから、高校受験対策を始めましょう。
高校受験対策の簡単な流れ
3月 | 春休み | ステップ1 | ||
3年生 | 4月 | 基礎固め | ||
5月 | ||||
6月 | ||||
7月 | ||||
8月 | 夏休み | ステップ2 | ||
9月 | 基礎力強化 | |||
10月 | ||||
11月 | ||||
12月 | 冬休み | ステップ3 | ||
1月 | 実践力作り | |||
2月 | ||||
3月 |
次に、各ステップについて、ご説明します。
基礎固め(1,2年の総復習)
2年生の春休みから3年生の夏休み前までに、1、2年生の総復習をして基礎固めをします。
英文法入門ドリル で、動詞の使い方をしっかり復習しましょう。
(動詞の復習を既に終えている人は、②から始めて下さい)
最後までドリルの問題を解いてみて、間違えた問題がほとんど無かった場合は、基礎力強化に進みます。
わからない問題や間違えた問題が多かった場合は、さらに2回、最初から最後まで解いてみましょう。
ドリルのみ(解答なし)の追加購入もできますので、必要に応じてこちらもご利用下さい。
次に、受験用の問題集で1~2年の復習用を1冊購入し問題演習をします。
薄めの問題集で解説が詳しいものを選ぶと良いでしょう。
この問題集も3回は繰り返して解きましょう。
問題集を繰り返して使うために答えはノートに書くこと。
これが終わり次第、基礎力強化に進みましょう。
Point!できれば、動詞の復習は2年生の夏休みに済ませておき、春休みには受験用の問題集(1~2年生の復習用)に集中するのが良いでしょう。
基礎力強化
3年生の夏休みから冬休み前までは、基礎力をさらに強化しましょう。
学校で受験用の問題集を配布されている場合は、それを使っても構いません。
ご家庭で受験対策用の問題集を準備するときは
●文法問題集
●英文読解問題集
をそれぞれ1冊ずつ購入します。
どちらも解説が詳しいものを選びましょう。
英文読解問題集の解説については、問題文(英文)の全訳がついているか確認しましょう。
【文法問題集】
文法問題集は、だいたい1ヶ月でひととおり終わるくらいの問題数で、標準的なレベルのものを選びましょう。
文法問題集は冬休みまでに同じものを3回はくり返しやること。
問題を解いている時にわからない単語や英文が出てきたら、下線を引いておきます。
問題を解いたらすぐに答え合わせをし、間違えた問題は必ずやり直し、なぜ間違えたのか原因をつきとめましょう。
下線を引いておいた単語の意味調べもしましょう。
文法問題集を3回繰り返し解き終えた場合は、少し難易度の高い文法問題集をもう1冊購入し、同様に取り組みます。
【英文読解問題集】
英文読解問題集は、1冊目は問題の英文があまり長くないものを選びましょう。
問題の長さにもよりますが、1日1~2題解きましょう。
問題の英文を丁寧に読んでから設問を解きます。
間違えたところは必ずやり直します。意味のわからない英文があった場合は、必ず意味を確認しましょう。
英文読解については、同じ問題は1度やれば良いので書き込んで使っても構いません。
1冊目の英文読解問題集をひととおり終えたら、次は少し難しめのもの(問題文が長いもの)を買って解いてみましょう。
薄めの英文読解問題集なら、冬休み前までに3冊はこなせると思います。
実践力づくり
3年生の冬休みから入試の直前までは、過去の入試問題集や模擬試験集などを使い実践力を養います。
志望校の過去の入試問題を解いて出題傾向をつかみましょう。
慣れてきたら時間を計り、制限時間内に解けるようにし、各問題の時間配分なども工夫しましょう。
※志望校の入試時期が早い場合には、「実践力作り」もその時期に合わせて早めに始めます。
受験勉強のスタートが遅れた場合
受験勉強のスタートが遅れた場合は、文法問題・英文読解などの問題がバランス良く組み合わせられていている受験用(中学全範囲)の問題集を1冊用意します。 基礎から標準的なレベルまでの問題を含むものがよいでしょう。 解説が詳しいものを選んで下さい。 英文読解の問題については、問題文(英文)の全訳がついているか確認しましょう。
文法問題はノートに解きます。
文法問題は最低でも3回は繰り返して解いて確実に身につけましょう。
問題を解いている時にわからない単語や英文が出てきたら下線を引いておきます。
問題を解いたらすぐに答え合わせをし、間違えた問題は必ずやり直し、なぜ間違えたのか原因をつきとめましょう。
下線を引いておいた単語の意味調べもしましょう。
英文読解は1度解けば良いので、最初から直接問題集に書き込んで構いません。
1日1題は解きましょう。英文は一文ずつ丁寧に読み問題を解きます。間違えた問題は必ずやり直します。意味のわからない英文があった場合は、必ず意味を確認しましょう。
英文読解の問題を最後まですべて終えたら、英文読解問題集のみ新たに購入して解いていきましょう。
文法問題を3回繰り返したら、実践力づくりへ進みましょう。