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家庭学習の習慣は早めに
中学1年の英語は、小学校英語の復習から始まります。
こんなの簡単、楽勝!とお子さんが思っているうちに、学校で習ったことをその日のうちに家で復習するような習慣を身につけさせましょう。
初めてお子さんに英語を教えるお父さん、お母さんも、アルファベットからのスタートですと、気楽に教えることができると思います。
英語はすっかり忘れてしまって自信がないという方は、教科書ガイドを購入して参考にすると良いでしょう。
具体的な方法については、「教科書の指導法」を参考にして下さい。
「教える」のではなく、英語学習のやり直しを兼ねて、お子さんと一緒に勉強するというのもおすすめです。
英語の学習は、単語練習、音読練習、英文の暗記など、単純な作業が多く、家庭学習時間が成果に比例しやすい教科といえます。
ただし、解説のDVDや動画を見ているだけでは実力は身につきません。
わかりやすい説明を聞いているだけで理解した気分になりますが、定着しているとは限らないからです。
英語の学習は音読して慣れる、書いて覚えることが必要です。
「教科書をしっかり復習する」という着実な方法で家庭学習を続けるようにサポートしてあげることが必要です。
1日30分程度でも毎日家庭学習を続けたお子さんと、テスト前だけに勉強したお子さんでは、学習時間に大きな差が出てきます。 これは、半年、1年、2年と時間が経過すればするほど、英語学習に費やした時間に差が開き、学校の成績にも表われてきます。
高校受験が目前に迫った時期に慌てないように、中学1年生の最初から、教える、一緒に勉強するなど、お子さんが自然に家庭学習に取り組むような環境づくりをしてあげるのが望ましいと思います。