定期テスト対策
家庭学習基本メニュー(1日の学習メニュー 参照)に沿って、普段から家庭学習をしていれば、定期テストの勉強も楽になります。
テスト勉強は、テストの2週間くらい前から始めましょう。
教科書と教科書ワークを使ってテスト範囲をしっかり復習します。
- 単語・連語(熟語)暗記
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まず、単語プリントを作ります。単語プリントのサンプルは こちら。
テスト範囲内のすべての新出単語と連語の日本語訳を左の欄に書ききます。
新出単語以外でもつづりに自信のない単語は表に入れておくこと。
単語プリントの表はエクセルやワードなどでも簡単に作れます。単語プリントの表のみのサンプルは こちらにありますので、必要な方は印刷してお使い下さい。
この単語プリントを使って3回単語テストをします。
【1回目】…テスト14日前
右のらんに答え(英単語)を書く。
全部書き終えたら、教科書でつづりを確認し、間違っていたら赤ペンで正しいつづりを書き込む。
間違っていた単語のチェック欄に○をつけておく。
間違っていた単語、自信のない単語は書けるようになるまで練習する。
【2回目】…テスト10日前
1回目に間違えた単語(チェック欄に○印がついているところ)だけを再テストする。
右のらん(英単語が書き込まれているところ)をノートなどでかくし、日本語だけが見えるようにして2回目のテストをする。 答えはノートなどに書く。
答え合わせをし、2回目も間違えた単語はチェック欄の○を◎にする(○の中に小さな○をつけ足す)。
間違えた単語、自信のない単語は書けるようになるまで練習する。【3回目】…テスト7日前
2回とも間違えた(◎のついている)単語のみテストする。 やり方は2回目と同じです。
また間違えた単語のチェック欄の印にさらに○を加えておく(外側に○を足す)。
3回目とも間違えた単語はしっかりと練習しておくこと。 - 基本文の暗記
まず、基本文プリントを作ります(サンプルは こちら)。
テスト範囲内の基本文の日本語訳を左の欄に書きます。
連語(熟語)を含んでいるなど、重要と思われる文も表に入れておきましょう。
基本文プリントの表のみのサンプルは こちらにありますので、必要な方は印刷してお使い下さい。
この基本文プリントを使って、単語テストと同様に3回テストをします。
基本文は大切なので、暗記して書けるようにしておきましょう。- 音読練習
教科書の本文がスラスラ読めるようになるまで音読練習すること。
すでにスラスラ読める人は、リーディングプリントを作って音読練習をします。
リーディングプリントについては、このページの後半に詳しく記載しています。- 本文書き取り
普段の家庭学習で作った本文プリントを使って、テスト範囲の本文の書き取りもひととおりやってみましょう。
本文プリントについてはこちらをご参照下さい。- ワークブックで問題演習
ワークブックの問題をテストまでに3回は繰り返せるように自分で計画を立てて実行しましょう。
単語・連語の暗記と基本文の暗記は、最初の1週目(前半)に集中的に行います。
それ以降はワークブックの反復練習と音読練習(できればリーディングプリント使って)に重点をおきます。
テストの前日には、単語テストと基本文テストを最初から最後までひととおりやります。 また、リーディングプリントにも答えを書き込みましょう。
テスト前日の総復習は効果的です!!
リーディングプリントについて
リーディングプリントは教科書本文の重要ポイントを問題形式に書き換えたものです。
サンプルは
こちらです。
教科書の本文がすらすら音読できるようになったら、挑戦してみましょう。
また、テスト直前の仕上げとして、書き込んで使うこともできます。
リーディングプリントはできれば自分で作りましょう。
自分で作ることによって「重要ポイントを知る」ことができます。
自分で作るのが難しい場合は、お父さんかお母さんにお願いして作ってもらいましょう。
リーディングプリントの作り方
リーディングプリントは手書きまたはパソコンで作ります。
本文は最初から最後まで写します。重要な箇所のみ問題形式に書き換えます。
教科書をスキャンしてPDF編集ができれば、それも良い方法かもしれません。
- ●新出単語や本文中に出てきた基本文等、
日本語から英語に直す練習をする必要がある箇所は、日本語を書いておく。
例)This is my (妹) Miki. - ●連語(熟語)などの重要表現を含む英文は、並べ換え問題や穴埋め問題など必ず何らかの問題にする。
- ●連語に含まれないfrom, in, on, at などの前置詞は穴埋め問題にする。
→意識的に読む練習をすると自然に覚えられます。 - ●その他
Lisa ( have ) two sisters.
I ( go ) to the party last night.
などのように、文脈に合わせて語形を変化させる問題もよいでしょう。
リーディングプリントは中学英語だけでなく、高校英語でも役立ちます。
私自身も高校生の頃、自分でリーディングプリントを作って音読練習をしました。
当時はパソコンもなかったので、教科書をコピーし、リーディングプリント用に加工後もう一度コピーする、という手順で作成しました。
手間がかかりましたが、プリントを作ること自体も英語の勉強をしていることになり、高校でも英語の定期テスト対策として役立ちました。